マノワーズ・マノスウォードの違い|アナンデールのピートと単一樽

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最終更新 2026-09-29

目次
  1. 早見表
  2. アナンデール蒸溜所
  3. マノワーズ
  4. マノスウォード
  5. 飲み比べるなら
  6. よくある誤解
  7. 出典

アナンデール蒸溜所は、ピートを使わない原酒を「マノワーズ」、ピーテッドの原酒を「マノスウォード」の名で瓶詰めしています。どちらもヴァッティングせず1樽ずつ出すため、定番の年数表記品はなく、度数や樽はリリースごとに違います。

早見表

銘柄ピート名前の由来代表的なボトル
マノワーズノンピート詩人ロバート・バーンズ10年 リフィルのバーボン樽#121 59.7%
マノスウォードピーテッド(ピート値は未確認)国王ロバート・ザ・ブルース10年 リフィルのバーボン樽#39 58.6%

代表的なボトルは、whiskynotesが2025年に取り上げた単一樽のリリースの例です。

アナンデール蒸溜所

スコットランド南西部、ダンフリーズ&ガロウェイのアナンにあるローランドの蒸溜所です。1836年に創業し、ジョニーウォーカーの傘下に入ったのち閉鎖されました。英語版Wikipediaによると、2007年にデービッド・トムソンとテレサ・チャーチが購入し、2014年11月に最初の樽を蒸溜、2017年11月に最初の樽を開けています。設備は初溜釜1基と再溜釜2基です。

公式サイトは自らを「スコットランドで唯一のシングルカスク・シングルモルト蒸溜所」と称し、ウイスキーをヴァッティングしないと書いています。日本の正規輸入代理店は確認できていません。

マノワーズ

ノンピートの原酒の銘柄です。ウイスキーマガジン日本版によると、名前は偉大な吟遊詩人で地元の収税吏も務めたロバート・バーンズにちなみます。公式サイトは「スムースでメロウ」と説明しています。

whiskynotesが取り上げたリリースは、2014年蒸溜の10年でリフィルのバーボン樽#121、59.7%。同じく2025年瓶詰めで、フィノシェリーのバット#396に入れた2018年蒸溜の1本(61.1%)もあります。

マノスウォード

ピーテッドの原酒の銘柄です。名前は、アナンデールの第7代領主でスコットランド国王のロバート・ザ・ブルースにちなみます。公式サイトは「くすぶるようにスモーキー」と説明しています。麦芽のppmは、公式サイト、英語版Wikipedia、whiskynotesのいずれにも記載がありません。

whiskynotesのリリース例は、2015年蒸溜の10年でリフィルのバーボン樽#39、58.6%。2017年蒸溜でSTRの赤ワイン樽#379に入れた1本(59.6%)も2025年に瓶詰めされています。

飲み比べるなら

ピートのないマノワーズから、ピーテッドのマノスウォードへ進む順になります。whiskynotesが同じ記事で並べたマノワーズ#121とマノスウォード#39は、どちらも10年、リフィルのバーボン樽、2025年瓶詰めで、樽の条件がそろっています。違うのは蒸溜年(2014年と2015年)と度数(59.7%と58.6%)です。どちらも60%前後のカスクストレングスなので、加水するなら2杯に同じ量の水を足すと条件を合わせられます。

単一樽なので、同じ銘柄名でも樽番号が変われば中身は別のウイスキーです。買うときはラベルの樽番号、蒸溜年、度数を確かめる必要があります。

よくある誤解

  • マノワーズとマノスウォードは別の蒸溜所の銘柄ではなく、どちらもアナンデール蒸溜所のシングルモルトです。
  • 定番のコア商品はありません。公式サイトの「Core Range」のページに並ぶのも、樽番号つきの個別リリースです。
  • 英語表記は、公式サイトが Man O'Words と Man O'Sword、英語版Wikipediaが Man O' Words と Man O' Sword で、アポストロフィの後に空白を入れるかどうかが分かれます。
  • 閉鎖した年は、ウイスキーマガジン日本版が1918年、英語版Wikipediaが1924年と書いており、出典によって違います。

出典

  • https://www.annandaledistillery.com/
  • https://www.annandaledistillery.com/our-whisky/core-range/
  • https://en.wikipedia.org/wiki/Annandale_distillery
  • https://whiskymag.jp/annandale_01/
  • https://www.whiskynotes.be/2025/annandale/annandale-man-owords-man-osword/

アナンデール蒸溜所が出している2つの銘柄

アナンデール蒸溜所は、ノンピートの「マノワーズ」とピーテッドの「マノスウォード」の2銘柄を、どちらもヴァッティングしない単一樽で瓶詰めしています。分けているのはピートの有無です。

銘柄ピート名前の由来リリース例代表的なボトル購入
マノワーズMan O'Wordsノンピート詩人ロバート・バーンズ2014年蒸溜10年・リフィルのバーボン樽#121・59.7%マノワーズ 10年 樽#121Amazonで探す広告楽天で探す広告
マノスウォードMan O'Swordピーテッド(ピート値は未確認)国王ロバート・ザ・ブルース2015年蒸溜10年・リフィルのバーボン樽#39・58.6%マノスウォード 10年 樽#39Amazonで探す広告楽天で探す広告

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よくある質問

マノワーズとマノスウォードは同じ蒸溜所のウイスキーですか。
はい。どちらもアナンデール蒸溜所のシングルモルトで、ノンピートの原酒がマノワーズ、ピーテッドの原酒がマノスウォードです。蒸溜所は2014年11月に最初の樽を蒸溜しました。
マノスウォードのピートは何ppmですか。
公式サイト、英語版Wikipedia、whiskynotesのいずれにも記載がなく、確認できていません。公式サイトはピーテッドで「くすぶるようにスモーキー」と説明しています。
定番の年数表記品はありますか。
ありません。公式サイトは自らを「スコットランドで唯一のシングルカスク・シングルモルト蒸溜所」と称し、ヴァッティングせずに1樽ずつ瓶詰めしています。2025年瓶詰めの例では度数が58.6〜61.1%で、樽ごとに違います。

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